3年ぶり

3年ぶりにブログを書いてみる。

私は3年ぶりに書くブログを途方もなく下劣なものに仕立てようと思い、喜々として画面を変更したりいろいろしたりしていたのだけれど、あまりにその作業の地味さと卑屈さに辟易して、ついにはいたって平凡な日記を書くに至った次第です。
我が家にはテレビがない。冷蔵庫もない。椅子はある。パソコンもある。私はそこで寝る。
この部屋はあまりにも殺風景で、何かが芸術的なものが胎動しはじめるには物足りないです。本は非常にたくさんあるが、何か(それも致命的な何かが)欠けていて、どうも私はこの部屋で何かを創造することができないような気がする。
ああ、そうそう私は今小説を書いているのですよ。それもゴリゴリの純文学を創作したいのです。さしあたりそのあたりから。

先日非常に遠い人間関係の友人らと再会した。大阪で3年をドブに捨てた代償はあまりに大きく、私から文学的豊饒さを奪うに飽き足らず、1人を人妻に、1人を人妻に、1人を韓国人に、1人を長身に、1人を花柄の裏地に変えてしまった。ああ!それに引き替えこの私ときたら!未だにビール以外の酒を飲めずにいて。

ああ自分でも何書いてるか分からない。そういえば私ってば画像を多用してお茶を濁す芸風だった。そうだった。そもそも文章で魅せる芸風じゃなかったんだーしっぱいだーしっぱいだ。

それにつけても仕事の忙しさったらありゃしない。