いろいろ

豆乳しゃぶしゃぶをして煮立ったまま放置していた豆乳が、表面に薄く膜を張ったのでお箸で集めて食べてみたらまさに湯葉だった。しゃぶしゃぶほどおいしく野菜を摂取できる料理ってないと思うな。うん。
今日は業務上の都合でセミナーを2本撮影してきた。上司が忙しかったから1人で行ってきたけど、カメラとか機材持って1人でいくと業者と勘違いされるから嫌なんだ。みんなアゴで使いやがって…俺は固定給なんだよ…。
毎日埼京線で往復しているが、今何やら埼京線の痴漢取締強化期間らしい。埼京線、実際痴漢多いみたいだね。この4ヵ月で2回遭遇したよ。うち1回は揉めてる男女のその真ん中に、何も知らずに歩いていたら割って入ってしまう形になり、その瞬間に男がダッシュして逃げていった。女は「逃げられたーにげられた」とその場で泣き崩れ、まるで私が幇助したかのような体になって非常にバツが悪かった。だからそれ以来いつなんどき痴漢に遭遇しても対応できるよう、日々気をつけている。シミュレーションはばっちりだよ。逃げようとする男を後ろから追うなら首を右手でチョークスリーパー風に締め上げつつ大外刈りでなぎ倒すんだ。冤罪?そんなの知らないよ。
今日『カラマーゾフの兄弟』の上巻を読み終えた。1週間かかった。これほど脳みそ使わせる小説もないな。普通の純文学がエンターテイメントに感じられるほどだ。最も有名な「大審問官」の章よりもそのひとつ前の「反逆」の章のほうが今の自分には心ひかれるように思える。理屈屋の次男イワンが純朴な(そうではないという指摘もあろうが)アリョーシャに、「神が存在するのであれば何故子供が傷つき涙を流すのか」と質問とも自問ともつかず投げかける場面は、上巻で唯一イワンに情熱的なものを感じさせる箇所で、そしてなぜかミスチルの『タガタメ』を思い出した。「大審問官」は難しすぎてよくわからなかったので再度読むこととする。かのウィトゲンシュタインでさえ50回は精読したという。
あと知り合いのロリコンが読んでいると聞いたレイ・ブラッドベリの『華氏451』を読み始めた。類似テーマで描かれたジョージ・オーウェルの『1984年』と対比させて読んでみようと思っている。