五千回の生死

五千回の生死 (新潮文庫)

五千回の生死 (新潮文庫)



短編集です。『幻の光』や『錦繍』とテーマは似ています。人生の鮮やかな一場面を切り取ってくるような。これほど読ませる短編はそう無いのではないかと思います。一本目、「トマトの話」が素晴らしい。